兵庫県の高校歴史副読本に鈴木商店が登場しました。

2014.9.24.

世界と日本 表紙.jpg兵庫県教育委員会は、今年度県立の高等学校および中等教育学校151校を対象とする地理歴史科用副読本「世界と日本」を作成しました。これは、世界史の授業のなかで日本の歴史や文化を関連づけて学ぶための教材として活用を図るものです。

この副読本は4章35項目から成る80ページの冊子で、約30,000部印刷されました。第3章では、1861年~1945年の期間を"世界と日本の近代化"と捉え、第一次世界大戦時の鈴木商店と神戸について2ページにわたって解説されています。「天下三分の計」も引用された他、鈴木商店が成功した理由や倒産した背景について世界情勢との関係を考えるよう学習の指針が示されています。

鈴木商店に関して歴史の副読本にこのように詳細な記述がなされたことは、稀有な現象と云えますが、近年、鈴木商店がマスコミに取り上げられたり、舞台化、テレビドラマ化が相次ぎ、鈴木商店に対する評価が高まったものと思われます。

下記の関連資料をご覧ください。

関連資料

関連リンク

TOP