鈴木商店の商品シリーズ第三弾「薄荷の話」を掲載しました。

2014.6.3.

f_copyright.jpgハッカの葉を蒸溜してハッカ油を採るとわずかな量にしかならず、馬車で輸送するのに便利、「荷が薄くなる」ことに由来する「薄荷」も鈴木商店創業時の主要商品のひとつでありました。

薄荷の栽培は、安政年間に換金作物として岡山、広島地方で始まり、明治初期に北海道で栽培が行われると爆発的に作付面積が拡大しましたが、投機的な取引も盛んも行われました。大正、昭和初期に我が国の生産は、拡大を続け、世界の生産量の7割を占めるほどに伸びましたが、インド、ブラジル等の安価なハッカが出回ると国内生産は衰退してしまいます。

明治後期に鈴木商店は、直営薄荷製造所を設立し、その高品質な製品は「鈴木ブランド」として好評を博していましたが、鈴木破綻後は、鈴木薄荷がその伝統を継承しています。

詳細は、以下のページをご覧ください。

http://www.suzukishoten-museum.com/footstep/history/cat4/cat1/post-164.php

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