「上羽幌坑の遺構シリーズ①~索道貯炭場~」を掲載しました。

2016.6.26.

kamihaborokousakudoutyotanjyougennzai.JPG地域特集「北海道(羽幌)」にて公開中の羽幌炭砿には三つの山(築別炭砿、羽幌本坑、上羽幌坑)があり、現在も多くの遺構が点在しています。本日から、三山のうち上羽幌坑の遺構を6回に分けてシリーズで紹介してまいります。

上羽幌坑(当時上羽幌坑は「二坑」とも呼ばれていました)は羽幌本坑と同様、終戦後の政府の新炭鉱開発推進に応える形で、開発に着手した山です。上羽幌坑は羽幌本坑開坑の一年前、昭和22(1947)年8月に開坑しました。昭和24年2月、上羽幌坑と羽幌本坑が合併して羽幌砿業所が設置され、両坑は一体となって先行する築別炭砿に追いつくことを目標にしていました。

今回はシリーズの1回目として索道貯炭場をとり上げました。
索道貯炭場は雨雪により道路がすぐにぬかるみ道と化す、上羽幌坑の石炭搬出面の問題を解消するための施設でした。

写真は現在の索道貯炭場跡です。

なお、現在大半の遺構は老朽化が進行しており大変危険ですので、建物・施設内への立入りはお止め下さい。

詳しくは下記の関連記事をご覧下さい。

地域特集>北海道(羽幌)>上羽幌坑の遺構~索道貯炭場~

関連リンク

TOP