辰巳会・会報「たつみ」シリーズ(72)「たつみ第72号」をご紹介します。

2025.4.30.

たつみ第72号表紙.png「たつみ第72号」は、平成21年1月19日に発行されました。

◇「経済野話」(その三)金子直吉(たつみ第72号)

 「経済野話」全9章のうち、本号では第3章「米の経済的地位」を紹介。

 日本人の生活と切り離せない「米」の生産額は、経済社会と密接な関係を有し、国民生活の基調を成す。即ち、国民生活の安定は米と密接な因果関係にあるとし、米の経済的地位を説く。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)

◇「台銀とはどんな銀行かー台湾銀行発展小史ー」(たつみ第72号)

 昭和10(1935)年2月「財界の新聞社」発行の特集記事"夢幻か現実か帝人事件の真相"の中に「台湾銀行発展小史」が掲載された。

 鈴木商店より担保として台湾銀行に差し入れられた帝国人造絹糸(帝人)株の売買に係わる疑獄事件・所謂「帝人事件」の当事者の台湾銀行についてその生い立ちから発展、整理期を経て昭和10年当時の回復期までの軌跡を振り返る。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)

◇「辰巳会ゆかりの祥龍寺の歴史(その三)」菅応峰(たつみ第72号)

 江戸時代末期、荒廃が進み無住のまま明治期を迎えた祥龍寺は、やがて完全に廃寺となった。祥龍寺の中興開祖(一世住職)となる碧層軒老師(祥福寺住職)が同寺の再建を決意したのは、大正12年春。妙心寺派第551世管長に就任する前年のことであった。

 同老師に賛同し、"祥福寺別院建設主意書"主唱者として鈴木岩治郎(二代目)、小寺謙吉(衆議院議員、後の神戸市長)など神戸政財界の有力者が名を連ね、寄進者には、鈴木よね、兼松商店、米沢吉次郎(五十六銀行頭取)などの名が記されている。

 かくして昭和2(1927)年祥龍寺は、祥福寺から離れ妙心寺派寺院として再建された。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。) 

◇「辰巳会だより」(たつみ第72号)

 〇全国大会  平成20年5月27日 於北野クラブ  参加者29名

 〇本部新年例会 平成20年1月21日 於神戸・第一樓  参加者30名

 〇本部秋季例会 平成20年10月20日 於ポートピアホテル  参加者26名

 〇東京支部新年例会 平成20年1月17日 於東京会館  参加者16名

 〇東京支部春の例会 平成20年6月5日 於なだ万  参加者15名

 〇東京支部秋の例会 平成20年10月23日 於福臨門丸ビル店  参加者13名

「辰巳会会員便り」(たつみ第72号)

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