大山祇神社(築炭神社)の境内にあった金子直吉の胸像が置かれていた台座(平成24年5月)

築別炭砿の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、築別炭砿駅を降りて辰巳橋を渡りそのまま直進すると、突き当りの築別炭砿事務所裏の森に囲まれた高台にあった。築別炭砿開坑当初の昭和15(1940)年に選炭工場裏の高台に造営されたが、その後神殿が老朽化し、場所も良いとは言えなかったため昭和30(1955)年に新造し、遷座したものである。神社の正面に向かって左脇には羽幌炭砿に主家再興の夢を賭けていた金子直吉の胸像が建てられていた。                                                                                     写真は胸像が置かれていた台座跡である。残念ながらこの胸像は、昭和45(1970)年11月の羽幌炭砿閉山直後に行方知れずとなり、そのまま現在に至っている。

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