炭砿アパート(当時)

昭和44(1969)年8月、築別炭砿に鉄筋コンクリート造り4階建の炭砿アパート2棟48戸が完成し鉱員が入居した。同年9月には、さらに2棟48戸が完成した。場所は辰巳橋のすぐ北東側、末広町一丁目(炭砿住宅発祥の地)である。グリーンとブルーの屋根、クリーム色の壁、水洗トイレ完備という近代的でお洒落な建物であった。しかも家賃、電気代、水道代、燃料代は会社負担。しかし、完成時は炭砿閉山までわずか1年余りに迫っていた。現在、建物全体が木々に覆われつつある。建物自体の傷みも急速に進行しており、すでに4棟の大部分の屋根が崩落している模様である。(炭砿アパートの左側の三角屋根の建物は、羽幌炭砿鉄道病院の建物の一部である。)                                                                                                                

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