谷治之助

谷治之助は、かつて鈴木商店において主要ポストを占めていた土佐派(その中核は高知商業のOB)の最年長者で、「鈴木の四天王」と呼ばれた人物の一人である。鈴木商店入社後は柳田富士松の下で砂糖の取引に従事。その後は鈴木商店関係会社の役員を歴任し、鈴木商店の監査役を務めた。鈴木商店破綻後は、太陽産業(後・太陽鉱工)の子会社・大川目鉱業の社長、太陽産業・太陽鉱工が経営する大東鉱山の鉱山長などを歴任した。羽幌炭砿創業時は監査役であった。なお、築別炭砿の谷町の名称は谷治之助の名字に由来する。

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