太陽高等学校は昭和26(1951)年4月10日、北海道羽幌高等学校の太陽分校(定時制)として開校した。校舎は、太陽小学校に併置していた太陽中学校を併用。「太陽」の名称は、創業期の炭鉱所有者で鈴木商店の後継会社たる太陽曹達(後の太陽産業)に由来する。昭和27(1952)年11月21日、北海道羽幌太陽高等学校として独立。昭和30(1955)年11月21日、太陽中学校の校舎が金子町に完成したことに伴い、同校舎に移転。昭和37(1962)年5月29日、曙地区に独立校舎が完成し移転。昭和46(1971)年3月31日、炭砿の閉山に伴い閉校。この時期、炭砿の閉山に伴い地域の生徒数は激減し、各学校は統合、移転を余儀なくされた。昭和50(1975)年4月、太陽高等学校跡に曙小学校が転入したが、その曙小学校も平成2(1990)年3月、幌北小学校に統合され閉校。現在も、校舎や体育館が残されており、正門の門柱には「羽幌町立曙小学校」の校名が掲げられている。玄関口には校章が2つ掲げられており、中央が太陽高等学校、その左が曙小学校の校章である。
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