築別炭砿駅構内(昭35年頃)

昭和16(1941)年12月14日、内陸の築別炭砿駅から国鉄羽幌線に至る16km余りを結ぶ羽幌炭砿鉄道が開通した。そこには鉄路の建設資材と機関車の調達に関して創業時の人々の筆舌に尽くしがたい苦労があったことを忘れてはならない。写真の右には石炭を積載した蒸気機関車が、左にはディーゼルカーが停車している。また、中央奥には火力発電所の煙突が、右奥には選炭工場の姿を認めることができる。今にも機関車の汽笛が聞こえてきそうな風景である。(写真は「羽幌炭砿創立20周年写真集」より)

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