築別炭砿の選炭工場(平成25年頃)

築別炭砿は昭和26(1951)年頃から羽幌本坑に先行する形で合理化と技術革新を断行していった。同炭砿の選炭工場・貯炭場(ホッパー)もその一環であり、総工費1億8,000万円を投じ昭和34(1959)年10月に完成した。選炭工場はバウム式ジグ選炭機を備え、主選機100㌧用2基と再選炭機50㌧用1基を装備。1時間当たりの製炭能力230㌧、年間60万㌧を可能にした。現在の選炭工場跡はわずかに建物の一部を残すのみとなっている。

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