曙地区の公民館(平成25年頃)

曙地区は、羽幌本坑・上羽幌坑の石炭を集約し、羽幌炭砿鉄道の曙駅から築別駅に向けて搬送するための中継地として重要な役割を果たした。昭和37(1962)年、国鉄名羽線の「曙―三毛別」間が開通したことにより両坑の石炭が築別まで直接搬送されることとなったが、その後も曙地区の中継地としての重要な位置づけが変わることはなかった。炭鉱開発以前、曙地区には農家が点在していたが、羽幌本坑と上羽幌坑の事業拡張とともに両坑からの石炭受入れ、搬送、鉄道などに従事する職員が居移住するようになり、人口が増加していった。駅前には商店が集約され、公民館、消防支所などがあった。また、曙地区には曙小中学校と太陽高等学校があった。

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