①新生・日比製煉・日比製煉所

鈴木商店・日比製錬所を源流とする三井金属系世界的な銅製錬企業

三井金属鉱業株式会社100%出資の銅製錬事業の管理間接部門を担う。2020年2月設立。
所在地:岡山県玉野市日比6-1-1

 明治26年地元岡山の実業家・渾大防益三郎(こんだいぼう・ますさぶろう)が玉野市日比に銅の製錬所を操業したが、その後この銅事業は数人の事業家の経営を経て大正4(1915)年、鈴木商店(本社、神戸)が買収し直営日比製錬所としたが、翌大正5(1916)年、日本金属を設立して同社日比製錬所とし、ロシアから受注した砲弾の製造に対応すべく本格的な操業を開始した。


 日比製煉所の操業地(岡山県玉野市日比6丁目1-1)の一部には、鈴木商店時代の日本金属日比製錬所がかつて操業していた痕跡が残されている。

 「日比製煉」公式サイト

関連資料

  • 日比製煉(株)日比製錬所西門より鈴木商店時代の大煙突(中央)を望む
  • 大正中期の日比製錬所
  • 鈴木商店時代の大煙突「太郎煙突」

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