鈴木商店の紡績事業の中核・佐賀紡績(①誕生から閉鎖まで)を掲載しました。

2015.2.26.

大正10年頃の大和紡績.jpg鈴木商店の多彩な紡績事業のうち佐賀財界の要請により大正5(1916)年、鈴木商店が設立に参画した佐賀紡績は、数年のうちに佐賀を代表する企業に発展しました。

地元の有力者福田慶四郎(佐賀銀行頭取)をはじめ有志によって佐賀の経済的繁栄を願って計画された佐賀初の紡績業に鈴木商店が出資したのは、大里製粉所で使う小麦粉用袋を自給する目的からでした。

佐賀紡績に期待する地元政財界の熱い思いは、地元有志の出資はもとより、佐賀市長・野口能毅が鈴木商店・金子直吉と共に自ら佐賀紡績の相談役に就任するという異例の支援体制を実現しました。

佐賀紡績の設立は中央財界でも注目され、日本の電力王として知られる福沢桃介、電力の鬼といわれた松永安左ヱ門が設立時の出資者に名を連ねていたことが知られています。

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