金子直吉を中心とする鈴木商店の社員の奮闘を描いた舞台「彼の男 十字路に身を置かんとす」が東京と神戸で再演されました。

2023.4.25.

kanootoko2.jpg鈴木商店の大番頭・金子直吉およびその社員たちが世界中を駆け巡り、次々と事業を起こしていく様子を描いた舞台「彼の男 十字路に身を置かんとす」が東京と神戸で再演されました。(左は再演のポスターです)

※東京公演 4月10日(月)~16日(日) 於: シアターサンモール(東京都新宿区新宿)
※神戸公演 4月20日(木)~23日(日) 於: 神戸ポートオアシス(神戸市中央区新港町)

この舞台は平成30(2018)年7月に脚本家・村田裕子氏が主催する劇団 LiveUpCapsules(ライブアップカプセルズ)により東京・下北沢の「小劇場 楽園」にて公演され、好評を博したことから、令和2(2020)年4月での再演が決定しましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い公演中止(期限未定の延期)を余儀なくされました。

しかし、その後、鈴木商店発祥の地である神戸市や当記念館のご協力企業で鈴木商店を源流の一つに持つ双日を始めとする鈴木商店のゆかりの企業・団体の多大なご支援により、この度の東京および鈴木商店発祥の地・神戸での再演の運びとなったものです。(下の写真左は神戸ポートオアシスの壁面に掲げられた公演の垂れ幕、右は同会場へのアプローチに設置された舞台用パネルです)

pootooasisu.pngこの再演には当記念館も「特別後援」として支援してまいりましたが、東京10公演、神戸7公演、計17公演はいずれも満席で、男優ばかり14人によるエネルギーがほとばしり出るような圧倒的熱量の舞台は大好評裡に終了しました。

神戸市では、この舞台公演の時期に合わせて神戸市主催の鈴木商店関連事業(*)が展開され、当記念館もご協力させていただきました。

(*)①「鈴木商店ゆかりのまち歩き」(3月5日開催済)、②「神戸港と鈴木商店を語る会」(4月22日、23日の両日開催済)、③「鈴木商店ゆかりの資料・図書の展示」(4月上旬~5月7日(日)開催中。於: 神戸市立博物館と神戸市立三宮図書館)

舞台公演および一連の鈴木商店関連事業を通じて鈴木商店について、より理解を深めていただくことが出来たなら幸いです。

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