「日刊自動車新聞」連載記事に当記念館より画像を提供しました。

2021.3.25.

CCF20210319_00004 - コピー.jpg 日本国内外の自動車業界の動向を伝える自動車専門の業界新聞「日刊自動車新聞」では、業界の様々なトピックスについて「車笛」コーナーにて特集記事を連載している。昨年2020年9月12日より2021年6月12日まで月1回、全10回にわたり「内海舛一(うつみ ますいち)の放浪記」と題する新連載が掲載されています。

 山口日産元取締役相談役の内海舛一氏(明治29年生まれ平成5年98歳で死去)は、自動車黎明期に人生を賭けて自動車の普及、山口県の自動車産業の育成に挑み続けました。自らの人生を綴った「放浪記」を基に、山口からフィリピン、台湾、東京、静岡を舞台に波乱万丈な展開が繰り広げられます。

 2021年3月13日付の連載⑦では、台湾を舞台とする"無念の帰国と台湾への旅立ち編"と題し、病気療養のためフィリピンから無念の帰国をした内海氏が再起を図って台湾渡航を決意し、鈴木商店ともゆかりのある後藤勝造氏の運営する「台湾鉄道ホテル」にまず就職。ここを足掛かりに再び自動車産業との関わりが生まれます。(大正8年)

 内海氏が台湾で過ごした大正中期の台北の街並み、主要な建物等々、近代化を急ぐ台湾の風景が掲載されています。同新聞社の要請があり、これらの画像を当鈴木商店記念館より提供しました。

 

 

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