神戸新聞の連載「遙かな海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」の第40回「座談会 鈴木が果たした役割」(最終回)をご紹介します。

2017.4.3.

神戸新聞の連載「遙かな海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」の「連載を終えて 座談会 (40)鈴木が果たした役割」が、4月2日(日)の神戸新聞に掲載されました。

suzukisyoutenhonten(エヌアイコミュニケーション修正後)(28.6.7).jpg今回は最終回の締めくくりとして、鈴木商店をよく知る経済人、学者、作家として、神戸製鋼所相談役の佐藤廣士さん、神戸大学名誉教授の加護野忠男さん、小説「お家さん」の著者である玉岡かおるさんの3氏が座談会形式にて鈴木の果たした役割や港の未来について語り合っています。

鈴木商店の功績について、佐藤さんは日本を工業国家に変えたことは大きいと言い、玉岡さんも新しい産業を起こし、ものづくりという日本人が最も得意とするところを奮い立たせたと語っています。鈴木の神戸に果たした役割については、佐藤さんは鈴木は日本が貿易を国のなりわいにする流れをつくったと言い、加護野さんは(外国との)不平等があったから、金子や兼松らが日本人の手で貿易をしたいという大きな志を持った。閉塞感が漂う今、神戸の若い人々にもう一度志を持ってほしいと語っています。

昨年4月3日(日)の第1回から1年にわたりご紹介させていただきました神戸新聞の連載「遙かな海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」は、今回をもって最終回となりました。

鈴木商店発祥の地・神戸は今年1月に「開港150年」を迎えましたが、当記念館はこの1年、波乱に満ちた鈴木商店の歴史と先人たちの苦闘の跡をたどるというまさに時宜を得たこの連載企画に取材協力、写真・資料の提供などで全面的に協力させて頂きました。

今回の連載を通じて、幻の総合商社とも呼ばれている鈴木商店の存在を一人でも多くの方に知っていただくとともに、あらためてその歴史が今に残した数々の教訓を見つめ直す機会を得ることができましたことについて、関係者各位に感謝申し上げますとともに、今後鈴木商店および金子直吉という不世出の実業家の一層の再評価にもつながっていくことを願ってやみません。

お知らせ
この連載は単行本としてまとめられ、5月末に神戸新聞総合出版センターから発刊される予定です。

下記関連リンクの神戸新聞社・電子版「神戸新聞NEXT」から記事の一部をご覧下いただくことができます。

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