「豊年製油(現・J-オイルミルズ)設立の歴史②」を掲載しました。

2017.2.2.

hounen_01_02_taishoki%20dairen%20kojo[1].jpg豊年製油設立の歴史を紹介するシリーズの2回目です。

南満州鉄道(満鉄)は所期の試験的製造を終え、「ベンジン抽出法」による大豆搾油の商業化に目途をつけました。

しかし、大豆は相場変動が激しく、その買付は迅速さが要求される商業的な活動であり、満鉄設立の趣旨や規則に違反するおそれがあるなどの理由から満鉄直営による事業推進には困難が予想されたため、満鉄豆油製造場(大連工場)の経営を民間に委譲することを決断します。


大正4(1915)年9月、大連工場は資力、信用、経験の点で確実な鈴木商店に委譲され、鈴木商店は新たに製油部門を創設して大豆油・大豆油粕の製造へと乗り出していくことになります。

写真は、大連工場の撒粕式大豆油抽出装置(蒸留缶)です。

詳細は下記関連リンクをご覧下さい。

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