来たる10月10日(月)、山村自然楽校「しもなの郷」(高知県吾川郡仁淀川町)にて「生誕150年 金子直吉翁 たたえる祭り」が開催されます。

2016.9.1.

simonanosato6.PNG鈴木商店の大番頭として偉大な功績を残し、福沢桃介(福沢諭吉の女婿で明治・大正期の実業家)が自らの著書「財界人物我観」の中で"我が国におけるナポレオンに比すべき英雄"(財界のナポレオン)とたたえた金子直吉は慶応2(1866)年6月13日、高知県吾川(あがわ)郡名野川村(現・吾川郡仁淀川町)に誕生しました。

今年は生誕150年に当たることから、仁淀川町内外の有志により「金子直吉翁をたたえる会」が結成され、その功績をたたえ顕彰するイベントが企画され、この度、生誕地である仁淀川町下名野川にて開催される運びとなりました。

冒頭の写真は、金子直吉が生まれ育った下名野川地区()()(左)と同地区にある山村自然楽校「しもなの郷」の金子直吉資料室に安置されている金子直吉の胸像です。

金子直吉および鈴木商店に関心をお持ちの方は、一度ぜひ金子直吉の生誕地、仁淀川町まで足を運んでみませんか。

【生誕150年 金子直吉翁 たたえる祭り 概要】
※以下、敬称略

日 時
平成28年10月10日(月) 10:00~15:30

会 場
山村自然楽校「しもなの(さと)」(高知県吾川郡仁淀川町下名野川619番地 TEL/FAX 0889-36-0005)
お問い合わせ先:仁淀川町観光協会(TEL 0889-35-1333 FAX 0889-35-1924)

目 的
金子直吉生誕150年を機に、生誕の地から光を当てて人物像を浮き彫りにし、その生きざまを学び、その功績を発信するとともに実業家金子直吉の功績をたたえ、その人物像と偉業についての認識を深めるとともに、金子直吉が行った「ものづくり」、「人づくり」を学び、そこから得た知識を活かした産業振興や人材育成等の地域活性化を目的とする。

主 催
金子直吉翁をたたえる会
顧問:吉原 強、池田昭一郎

協 賛
仁淀川町、仁淀川町教育委員会、高知県立大学、仁淀川町観光協会

後 援
高知県、高知県教育委員会、高知県内報道機関各社、仁淀ブルー観光協議会、仁淀川町商工会、辰巳会、鈴木商店記念館

参加費用  無料

イベントの概要

〇午前の部(10:00~ )
Ⅰ.開会
・開会宣言:  中西二三副会長(しもなの郷代表)
・主催者挨拶:   金子直吉翁をたたえる会会長 藤﨑源彦
・来賓挨拶:     高知県知事 尾崎正直、仁淀川町長 大石弘秋 他 

Ⅱ.高知県立大学生の研修発表(金子直吉の人物紹介)

Ⅲ.基調講演①
・講師:  玉岡かおる(鈴木商店の店主・鈴木よねを主人公にした「お家さん」の著者)
・演題:   金子直吉の偉業・評価・魅力について

〇昼食タイム
名野川神楽演舞、仁淀川町物産販売、商工会婦人部による昼食販売、町内商店のお弁当の販売

〇午後の部(13:00~ )
Ⅳ.基調講演②
・講師:  鍋島高明(たかはる)(「大番頭 金子直吉」の著者、元・日経記者、市場経済研究所代表取締役、鈴木商店記念館監修)
・演題:  金子直吉の「ものづくり」・「ひとづくり」、残した人材と企業、金子直吉から学ぶこと

Ⅴ.パネルディスカッション
・コーディネーター:  宇都宮千穗准教授(高知県立大学)
・パネリスト:     玉岡かおる、鍋島高明、仁淀川町の事業家など
・テーマ:      「金子直吉から学ぶ ものづくり・人づくり」、「産業振興・人材育成等の地域活性化」

Ⅵ.閉会宣言

下記の関連資料、「生誕150年 金子直吉翁 たたえる祭り」チラシもご覧下さい。

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