シンフォニアテクノロジーの「創業100年史」が「社内報アワード2018」の特別部門においてゴールド賞を受賞しました。

2018.10.20.

syasi23.jpgこの度、国内最大規模の社内報の「企画」コンクール「社内報アワード2018」の特別部門において、当記念館のご協力企業・シンフォニアテクノロジー株式会社の「創業100年史」がゴールド賞を受賞しましたのでご紹介します。

※冒頭の画像は同社の「創業100年史」です。縦21cm・横14.8cm(A5サイズ)の本編とデータを収録した資料編(A5サイズ)からなり、ハードケースに格納されています。

「社内報アワード」は、ウィズワークス株式会社(*)が社内報担当者のモチベーションアップと社内報の地位向上、社内報業界の活性化を目的に、平成14(2002)年に開始した国内最大規模の社内報の「企画」コンクールで、今回で第17回となる平成30(2018)年の応募総数(平成29年4月から平成30年3月に発行・配信されたものが対象)は191社(520企画)に上ぼりました。(主催:ウィズワークス株式会社、後援:東洋経済新報社、特別協賛:株式会社コムネット、協賛:数社)

(*)平成9(1997)年7月設立。社内報を中心とした企業内広報ツールの企画・制作から、施策全体のコンサルティングまで、「インナーコミュニケーションのプロ」としてのサービスを提供しています。

審査部門は4つの「社内報部門」「Web社内報部門」「特別部門」(*)の6部門からなり、3名の社内報の専門家からなる審査チームの採点により各部門ごとにゴールド賞、シルバー賞、ブロンズ賞の各賞が決定します。さらに、最終的に全6部門のグランプリが決定します。  

(*)「特別部門」は周年誌・記念誌など社内コミュニケーションを主目的とし、社員・職員向けに制作されたものを対象にした部門です。

シンフォニアテクノロジーは大正6(1917)年5月1日、前年12月に鈴木商店が買収した鳥羽造船所内に開設された電機試作工場を起源としています。その後、鈴木商店系列の帝国汽船、神戸製鋼所を経て神鋼電機として独立し、現在は航空宇宙、大型搬送システム、クラッチ・ブレーキ、モーションシステム、プリンタシステム、クリーン搬送機器、産業インフラ、社会インフラほか、多様な領域で高度な最先端技術を展開しています。

同社は平成29(2017)年に創業100年を迎え、同年9月に「創業100年史」を発行しました。そして、「社内報アワード2018」の特別部門に応募した結果、6つの審査項目のすべてが応募企画の平均点を大きく上回り、グランプリにはわずかな差で手が届きませんでした(同社は2位でした)が、栄えあるゴールド賞に輝いたものです。

IMG_10792.JPG同社のゴールド賞受賞理由のポイントは、およそ次のとおりです。
・膨大なデータをまとめ上げた企画構成力と文章表現力が卓越している。

・関係者の熱意が際立ち、完成度の高さでは群を抜き、史料としても一級品。

・圧倒的なページ数にもかかわらず、丁寧に編集され読みやすく、"読み物"としても楽しめる。

・鈴木商店の「コラム」や金子直吉の「人物コラム」には目を見張るものがある。

・図書館にも納品してほしい資料性の高い充実の社史。

・読みやすさ、持ちやすさを重視したソフトなつくりが現代にマッチ。

・未来の社員へと受け継いでいく上で、この上なく貴重な資産。

IMG_1081.JPG10月18日(木)、会場のイイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング)には多くの関係者が参集し、「社内報アワード2018」表彰&ナレッジ共有イベントが盛大に開催されました。

イベントでは、まずグランプリの発表と表彰式が行われ、基調講演の後ゴールド賞受賞企業8社による事例発表と続き、最後に社内報担当者による交流会が行われました。 

※左の写真は、同社がゴールド賞の表彰状(下記の関連資料をご覧下さい)を授与されているところです。

シンフォニアテクノロジーはエン・ジャパン、資生堂、ダイキン工業、 野村ホールディングス、長谷工コーポレーション、メイテック、 UTグループの各社とともに事例発表を行い、プレゼンテーターは同社の嶽本(だきもと)幸一(こういち)広報宣伝グループ長が務められました。

嶽本氏からは、同社「創業100年史」制作の進め方、編纂方針の徹底、社史構成上の工夫、社史の大きさ(A5サイズ)へのこだわり、社内報の活用、制作の舞台裏など、社史制作上大変参考になる有用な内容が発表されました。

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