羽幌炭砿のあゆみシリーズ~Ⅰ.創業前史②~を掲載しました。
2015.9.10.
羽幌炭砿の歴史を紹介するシリーズの2回目です。
今回は、鈴木商店の後継会社・太陽曹達でお家再興をはかるべくプランを練っていた金子直吉が、いよいよ銀行の担保に入っていた羽幌炭砿の鉱区を買い戻し、独自の調査により企業化の目途をつけ、炭鉱開発のスタートラインについたことを中心に昭和初期~10年頃にかけての「創業前史②」をご紹介します。
写真は羽幌炭砿の鉱区が大部分を占めていた苫前炭田の地質図(「羽幌町史」より)です。 苫前炭田は留萌炭田の北方に位置し、北東側の築別炭田地区[築別炭砿の鉱区を含む](地質図左上の紫色の近辺が中心)と南西側の羽幌炭田地区[羽幌本坑と上羽幌坑の鉱区を含む](地質図右下の紫色の近辺が中心)に分かれ、炭質は非粘結性亜瀝青炭で、煤煙が少なく着火しやすい特徴を持ち、一般暖房用に適していました。
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