北九州生まれの"鉱滓煉瓦"と煉瓦建築について発行された冊子「煉瓦」をご紹介します。

2025.12.12.

 スクリーンショット (251).jpg煉瓦.png北九州市小倉区を拠点に活動する"観光地域づくり法人"(DMO)の「一般社団法人 海峡都市関門DMO」より「煉瓦」と題する冊子が刊行されました。

 同法人は、福岡県・北九州市と山口県・下関市に挟まれた関門海峡を中心とした観光の振興を目的に活動する団体。関門地域には明治後期から昭和初期にかけて建てられた煉瓦建築が多く残されていることから、関門地域にまつわるテーマのひとつとして煉瓦建築に焦点をあてた「煉瓦」を発行したもの。

 関門地域には、製鉄の副産物から生まれた「鉱滓煉瓦(こうさいれんが)」を使った建物が多く作られました。鈴木商店ゆかりの帝国麦酒(後のサッポロビール九州工場)、大里製粉所倉庫(現・ニッカウヰスキー・門司工場)、大里酒精(現・ニッカウヰスキー門司工場)、大里製糖所(現・関門製糖)等々の建物が現存しており、同冊子に紹介されています。(下記資料をご覧ください。)

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