鈴木岩治郎と川越

鈴木商店創業者・鈴木岩治郎は、天保12(1841)年、武州川越藩の下級武士・鈴木徳次郎の次男として生まれました。幼くして養子に出され、養子先から菓子商の丁稚になり、やがて長崎へ菓子修業の後、辰巳屋神戸出張所に雇われたことから鈴木商店の創業に繋がります。

岩治郎の川越での足跡は、何も残されておりません。しかし近年、鈴木商店が広く見直され、再評価されるようになったことから岩治郎の生誕地・川越に関わるブログに鈴木岩治郎の名前が見られるようになりました。

川越市広報「時が人を結ぶまち、川越で暮らす日々」の川越の歴史:幕末~第二次世界大戦のうち、幕末の項には、「川越藩は、外国の事情に最も通暁した藩の一つであり、内陸都市にも拘わらず時代の変化を読む先取の風土が生まれた。鈴木商店創業者の鈴木岩治郎などそうした川越人の起業家精神の一例である。」と記述されています。

また、「Weblio辞書 ウィキペディア」のNo.10川越市の出身有名人の"政財界"の項には、鈴木岩治郎が戦前の大財閥の鈴木商店創業者として記載されています。

「Weblio辞書 ウィキペディア 川越市出身有名人」

  • 川越市広報誌
  • 鈴木岩治郎

TOP