⑤大里製粉所倉庫(現・ニッカウヰスキー)

大正ロマンを感じさせる倉庫

日清戦争後に勃興した日本の近代製粉業は、日露戦争以降、大資本による製粉会社の新設が相次ぎ、また既存の製粉会社も規模を拡大し、さらに発展していった。

明治43(1910)年、鈴木商店による大里への製粉会社進出計画が発表された。鈴木商店所有の大里税関仮置場隣接地8,000坪に工場建設を決定した。工場240坪、製品倉庫500坪、原料倉庫2,000坪。香港から中古機械を輸入して、明治44(1911)年大里製粉所が操業を開始した。

大正4(1915)年、大里製粉工場は火災に見舞われ、工場1棟、倉庫2棟が焼失した。復旧工事を急ぎ、翌年再開した。その時に新たに建設された倉庫が、現在もニッカウヰスキーの倉庫として活用されている。

季節ごとの花々が赤煉瓦の建物に彩りをそえ、地域の人々や写真愛好家を楽しませている。

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