高知県中高生歴史副読本に金子直吉が紹介されました。

2018.6.5.

20180604_210215高知・歴史副読本.jpg高知県教育委員会ではこの度、「中高生が学ぶ ふるさと高知の歴史」と題する歴史副読本を発行しました。本年は、明治維新150年の節目に当たり、幕末維新期に活躍した多くの志士、偉人が生まれた郷土の歴史と伝統を中高生に広く知ってもらうことを目的に出版されたものです。

同副読本では、原始から古代、中世、近世、近代、現代までの高知県の歴史を平易に時代順に記述し、郷土の偉人の活躍を歴史の流れの中で位置づけながら取り上げています。近代の章では、「日本の近代化と高知」の中に「日本経済を支えた実業家」の項目が設けられ、郷土が生んだ実業家として岩崎弥太郎、金子直吉、竹内綱・明太郎親子等が紹介されています。

中高生歴史副読本に鈴木商店や金子直吉が掲載されたのは、2014年度に兵庫県教育委員会が発行した地理歴史科用副読本「世界と日本」に続くもの。近年、金子直吉の出身地・高知県でも金子を知る者が少なくなっていたが、一昨年(2016年)の「生誕150年金子直吉翁をたたえる祭り」を機に郷土の偉人を見直す機運 が高まって来たようです。

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