本年11月~12月に講談会「鈴木商店 百折不撓 ~知られざるその後~」が神戸で開催されます。

2025.8.7.

tirasinoboutou.png明治7(1874)年に神戸で創業し、わが国の明治・大正期の産業革命を牽引した鈴木商店は、個人商店でありながら大正期に当時のGNPの1割にも上る貿易年商を達成し、日本一の総合商社となりました。

同社は昭和2(1927)年の昭和金融恐慌の最中に経営破綻しますが、その関与した事業と育んだ人材は時を越えて今も多くの名だたる企業に脈々と受け継がれ、様々な分野でわが国の経済を支えています。

日本一に上り詰めた鈴木商店がその後どうなったのか、また、どのように今の企業に繋がっていったのか、知られざる逸話を交えて上方講談師の旭堂(きょくどう)南龍(なんりゅう)が分かり易く、かつ熱く語ります。

当記念館は、神戸開港160年の節目となり、また鈴木商店の破綻・再出発から100年ともなる令和9(2027)年に栄町通7丁目の現在の「鈴木商店モニュメント」に続いて、栄町通4丁目の鈴木商店創業の地(和田興産本社の「WADAホール」の辺りに位置します)に新たにモニュメントを建立する予定ですが、この講談会の開催は新モニュメント構想を盛り上げることにも大きく寄与するものと思います。

1754461080501.jpgこの講談会の主催はラジオ関西ですが、企画立案等は「特別支援企業」の双日株式会社が担当されました。なお、当記念館も「特別後援」として支援してまいります。

鈴木商店の成り立ちと同社の "その後" を知ることは、今日に至る神戸の歴史、経済の発展の礎を学ぶ絶好の機会ともなりますので、鈴木商店に関心をお持ちの方は是非会場まで足をお運びいただき、迫力に満ちた講談をご鑑賞下さい。(右の写真は8月5日(火)に開催された神戸市政記者クラブでの記者発表会における関係者によるフォトセッションです)

【講談会概要】
■講談会名    鈴木商店 百折ひゃくせつ不撓ふとう ~知られざるその後~

■主 催     ラジオ関西

■出 演     上方講談師・真打 旭堂(きょくどう)南龍(なんりゅう(プロフィールは下記関連資料のパンフレットご参照)

■日時・会場    ・11月7日(金) 神戸新聞 松方ホール(全席指定)
           開場 17:30 開演 18:00 

          ・11月24日(月・祝) 神戸新開地 喜楽館(自由席)
           開場 10:00  開演 10:30

          ・11月27日(木) WADAホール(自由席)
            開場 18:00  開演 18:30

          ・11月28日(金) 神戸新開地・喜楽館(自由席)       
           開場 18:00  開演18:30

          ・11月30日(日) 神戸新開地・喜楽館(自由席)
           開場 10:00  開演 10:30

          ・12月1日(月) WADAホール(自由席)
           開場 18:00  開演 18:30

           ※公演時間は各会場とも約75分です。
           ※各会場の住所・地図等については下記関連資料のパンフレットをご覧下さい。

■支援・協賛・後援 特別支援:双日株式会社 特別協賛:太陽鉱工グループ5社 協賛・協力:鈴木商店関係企業
           28社 特別後援:辰巳会 鈴木商店記念館  後援:神戸市、神戸新聞社、神戸大学

■チケット発売   本日、令和7(2025)年8月7日(木)~ (チケット代は2,500円)
          ローソンチケット(Lコード:54574 https://l-tike.com)よりお買い求め下さい。

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