④鞆(トモ)の浦(ウラ)

 瀬戸内海国立公園を代表する景勝地のひとつである"鞆の浦"は、古くは万葉集にも詠まれ、潮待ちの港として栄えてきた。

 江戸時代には北前船の寄港地としても栄え、朝鮮通信使も幕府の慶賀などのために度々寄港。

 瀬戸内海の絶景について朝鮮通信使の 従事官の李邦彦が「日東第一形勝」(日本で一番美しい景勝地)と賞賛したと伝えられている。

 本来「鞆の浦」とは「鞆にある入り江」という意味であり鞆港を中心とした備後灘に属する海域のことである。

 沿岸部と沖の島々一帯は「鞆公園」として、1925年に国の名勝および国立公園に指定されている。また、1934年3月16日に国立公園として初の瀬戸内海国立公園に指定された。 

 2018年5月に日本遺産にも認定され、国の「重要伝統的建造物群保存地区」、ユネスコ「世界の記憶」と合わせて3つの評価を受けている。

  • 鞆の浦のシンボル・常夜灯

  • 鞆の浦湾内から対岸の常夜灯と町並を望む

  • 朝鮮通信使も絶賛した「対潮楼」(迎賓館)からの鞆の浦の眺め

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